真実セロニアス・モンクの鐘 - テレビ屋の事件簿 【上】【下】

桜田聖人(さくらだきよひと)

黎明期のテレビ局に入社、敏腕プロデューサーとして数々の実績をあげてきた著者は、引退後、自らが取材現場で見聞きした「未解決事件・怪事件」の「報道できない真実」をモチーフに『テレビ屋の事件簿シリーズ』の執筆を開始。
2011年、クリエイティブメディア出版主催 第一回ミステリー出版賞「敢闘賞」受賞し、専属作家契約を締結。

その第一弾は、1997年12月20日に謎の死を遂げた伊丹十三。

女優であり妻でもあるMを遺して、何故彼は自ら死を選ばねばならなかったのか。テレビ局の権力闘争と男女の愛欲、そして監督自身の人間関係を鮮やかな筆跡で書き下ろしたサスペンス長編作品。

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【ストーリー】
テレビ局に勤める中間管理職の河合は、トラブル続きの仕事に疲れ果てていた。
自らが制作する番組のメイン司会を務めるのは、後年映画監督となり世間の注目を集める男、和泉。
そのスキャンダルをもみ消すのも河合の仕事だ。
河合と偶然出逢ったシャンソン歌手の光子は、疲れた河合をやさしく包み、2人の情欲は静かに激しく燃え上がってゆく。
男は女によって生かされ、また堕ちていく。
男達は混沌とした企業システムと世の中に苦悩しつつも、それぞれの生き方を自ら選択してゆくのだった。
男と女、激しい愛の先にある破滅と闇とは…!?

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。

【収録内容】
テレビ屋の事件簿シリーズ<一>
真実 セロニアス・モンクの鐘(上巻)
真実 セロニアス・モンクの鐘(下巻)

【機能紹介】
iPhoneとiPadのハイブリッド対応
ジャイロ機能
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【アプリ開発】
株式会社PASSWORD
movilibo studio

【出版】
クリエイティブメディア出版


価格 ¥480 ※【上】【下】の各コンテンツの価格です。

著者プロフィール
桜田聖人(さくらだきよひと)

福岡県 飯田市出身。早稲田大学英文科卒業後、テレビ朝日入社。制作局演出部に配属され、主に音楽番組、バラエティ番組に従事。ディレクター、プロデューサーを経て、制作部長、ライツ推進部長、民放連著作権委員会実演部会主査などを歴任。現役最後の作品は『あんたが主役』、『せいしゅんの食卓』。その後、準定年制で退職。現在は、執筆活動に精力的に取り組んでいる。

【受賞歴】
クリエイティブメディア出版主催 第一回ミステリー出版賞「敢闘賞」受賞