躊躇なく流れる雲 と 同じスピードで!
思い込みの強さ が 唯一の味方
想いは 言葉 という葉舟に乗って 大海原へと漕ぎ出す
時化の夜 凪の朝
葉舟は渡る 想いをのせて
私という港から あなたという港へ
世界でただひとつの その航路を たくましく進む 小さな葉舟
形はありふれていても 同じものはどこにもない 世界でただひとつの 葉舟
今 僕は思います。
あたりまえのことほど あたりまえではない。
君がいつも あたりまえのように 僕のそばにいてくれること。 それは僕にとって 世界最大の奇蹟です。
そして 僕は思うのです。
ありきたりの言葉ほど 特別な言葉はない。
だから贈ります。 一番特別な君へ 心をこめて。
「大好きです。」
滅多に雪の降らない この街に その年 初めての雪が舞った日
小さな美術館で 交わした 君との約束
まだ溶けないで残っているんだ あの時の 水仙の香りも そのままに
何度季節が巡っても きれいなままの 万年雪
まだ 君という 春を 待っているのかな