雪の朝 君を迎えに行く
真っ白な雪の上の足跡
僕らの真っさらな未来への 最初の 一歩
君がささやく度 僕の耳元で揺れる 小さな赤い果実
甘酸っぱい その香りに包まれると 僕の心はいつも キュッと 浮き立つ
瞬時に僕を16歳にする いちごのような君の声
毎日寒いけど、 君のアンテナの調子はどう? 世界中のありとあらゆるものが それぞれ音を奏でているんだって
私にはまだ 聞こえない音も多くて この世界が奏でている 壮大な音楽の きっと数%ぐらいしか 聴こえていないんだろうな
たくさん笑って たくさん泣いて そうしたら アンテナの感度、上がるかな? 新しい音楽、聴こえてくるかな?
あの日、突然 君の奏でる音が聴こえたように
冬が来る度 私は気付く
私のそばに いつもある あなたの手の そのあたたかさに