やさしい気持ちでいる あなたを見ると やさしい気持ちになる
まっすぐな あなたを感じると まっすぐでいようと静かに誓う
変化し続ける あなたを知ると 変化していくことを恐れまいと思う
空があってよかった
この手紙があなたにちゃんと届くのかどうか 私には確かめる術さえもないけれど
いつもありがとう あなたもきっと見上げている この同じ空の下で 私も今日を過ごしています
あの青すぎる空の下で 僕らは確かに笑っていた
飲み干した缶ジュース 屈託のない君の笑顔
色を無くしかけていた僕の風景に 強い光を与えてくれたのは 君でした 鮮やかな色が僕の毎日を彩ってくれた でも一方で 光は影を生み 僕は初めて暗闇を怖いと思った
だけどね 思い出すのは 眩しかったことばかり
本当に本当に 君のことが好きでした
8月のクリスマス 僕にとって君は 最後の夏に 神様からもらった 人生で最高のプレゼントでした
人気のない夜明け前の舗道 青い街に包まれて とぼとぼと あの日 僕らは本当に ふたりぼっちで そして ひとりぼっちだったね
心細さを掻き消すように喋り続けた くだらない噂話も いつのまにかデクレッシェンドして
思えばいつも僕らは何を話してきたのだろう お互いに自分の思いを伝えることにだけ一生懸命で 僕は君のこと どのくらい知っていたのだろう 寄り添いたいと願う気持ちの裏側で すべてを委ねる勇気を持てないまま 見送ってきた いくつかの季節たち
あの雪の日 君が言い出せなくて困っていた 最後のさよなら 本当は分かっていたのに わざと気付かないふりをして騒いでた 冷たくしてごめんね 何となく寒くて寂しくて泣くわけにはいかなかった それだけのことだったんだ 本当に
今までの涙のためにも たくさん笑おう
今までの恋のためにも 素敵な恋をしよう
今までの私のために 私は 絶対に 幸せになろう