戦後60年。四つの血液型で最も時代の変化に翻弄されたのはA型であろう。 太平洋戦争中は、O型将校のサポート役位しか扱われなかったA型が、40年前『A型人間』という本で勤勉でまじめ日本を支える血液型と書かれ一気にトップの座へ。そしてNという作家が書き続けた本でのA型崇拝B型否定で一気に安定状態へ。そしてNという血液型に強弱関係があるといい出した本で、A型はB型にのみ弱く、O型、AB型に強い、その上B型はアウトサイダーで社会の中ではA型トップか確実なるものに、20年前の話である。 そしてのそのSが段々とA型二番手、しょせんA型と主張をかえ、再びサポートへ。 そして小泉純一郎、安倍晋三の出現でAB型トップ、A型二番手へとかわっていった。
今、スポーツ界は団塊の親の子供達が育てた子供ががんばっている。 宮里藍、卓球の愛ちゃん、亀田兄弟、自分たちが学校卒業後、一生サラリーマンと教えられ、型にはまった生活からスポーツをはじめ自由業で芽を出して欲しいと思いはじめたのだろう。 ちなみに私は小学校、小学校、中学校、高校と四谷大塚。進学教室、日本進学教室と通い、母から「中村家から医者か弁護士が欲しいわね」と言われ続け、サラリーマンのことは一度も言われなかった。 東大卒の父にも「オレ東大行ける?」と聞くと「今のままがんばれば受かる」と言われ、開成中学受験のときは現役東大生の家庭教師をつけてもらった。 しかし大卒後は、「自由の許される職種がいいぞ」と母同様サラリーマンにこだわらなかった。 そして、実際の受験は本命、東京工業大学、滑り止め、横浜市立大学と決め、横浜市立大学に進学した。 父、昭和八年五月十四日生まれA型、母、昭和八年五月十八日生まれB型、私、昭和三十七年六月三日生まれAB型、今や自由業のできそこないの途上国である。
第一次世界大戦、第二次世界大戦とその広大な国土と資源、開拓精神で世界を引っ張り続けてきたアメリカ。 しかし、朝鮮戦争、ベトナム戦争での共産圏との戦い、そして、イラク、北朝鮮と自分の力を誇示するかのような挑発等の小国いじめ。 世界はアメリカを見放している。四千年の歴史を誇る中国、EUが立ち上がるべき時がきたのであろう。 アメリカは、建国二〇〇年開拓民の国である。平和な時代には合わない、インディアン狩り、黒人の奴隷制、成り上がりの国。
建国以来、アメリカは何度も戦争をしている。しかし、その中で手こずったのは、日本、ソ連、北朝鮮だろう。 全て、AB型が9%〜11%をしめる国である。O型国家のアメリカからは、状況ごとに変化するAB型の手の内が読めないのである。 私はAB型でNOVAという英会話スクールに通っていた。そこの講師に「クールでミステリアス」と言われたことがあった。英国の三十代の男性だった。