島のおじいさんとカラス ほか二編
よしき さとし
「はらぺこあおむし」の訳者・もりひさし氏も絶賛!
本編では、もりひさし氏が『島のおじいさんとカラス』を読み作者に宛てた私信を掲載!!
「島のおじいさんとカラス」
■ストーリー
波の上に顔をのぞかせたサンゴに砂やどろが積もり、いつのまにか陸地にかわっていた、ちっぽけな島がありました。
鳥がたねを落としていったのでしょうか、それとも、潮の流れが運んできたのでしょうか。
学校の校庭ほどもない、そんなせまい地面にも植物が芽生え、草や灌かん木ぼくが生い茂って、どこまでも続く海の中に、ぽつんと緑の点を浮かび上がらせているのでした。
「無人島?」
いいえ。こんな小さな島にも、ちゃんと人が住んでいたのです。
■他2編
・「はじめての物語-The first bee and the first fiower-」
・「ハチスケ」
価格 ¥120
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