物質文明の世の中で人はどう生きるべきか? 「潮騒の詩」

伊藤觀司(いとう かんじ)

潮騒の詩

残照は海を照らし
落日は彩す雲を 紅に染める

物質文明の世の中で人間はどのように生きるべきか?快適な生活と引き換えに人々が失ったものは?行き過ぎた物質文明の中で著者が投げかける、本当の豊かさへの警鐘と問い。

人間は多くの人や自然を犠牲にし、便利な世の中を創り上げたが、人の心は荒廃し自殺者やノイローゼを産んでしまった。都会にはビルの林が立ち並び、交通網は入り乱れ、虚像の中で快適生活を送る手段を選んだ。いずれこの快適生活が泡沫(うたかた)のように消え去り、地に足を付けた生き方がいかに大切かを思い知る時が、必ず来るのではないだろうか?
“本当の詩”を真摯に追い求めた著者が問いかける、現代社会への在り方。
全36作品収録。

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価格 ¥360

著者プロフィール
伊藤觀司(いとう かんじ)

1947年1月17日生まれ、長野県伊那市出身。
大阪商業大学経済学部卒。
日本現代詩歌文学館振興会会員 会員No.20697号
著書に『ある男の詩』『ある男の詩 PART2』
『ある男の詩 PART3』『ある男の詩 PART4』
『ある男の詩 FINAL』『残照の詩』(新風舎)がある。
第29回産経全国俳句大会入選
三重県生活文化課「祭りの一句」入選
「平成の歌会」歌題部門「薄」入選
NHK短歌大賞 入選